2015-10-08

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海底にカキ殻を敷き詰める水質改善実験に3年前から取り組んでいる県は、事業化にめどがたったとして、新年度から「漁場環境整備事業」をスタートさせると発表した。海底で生息するカレイ類などの漁獲量アップが見込めるといい、予算規模は・・記事全文
(産経ニュース|2015.1.26 07:09)






カキ殻使い漁場改善 岡山県、新年度から整備事業 カレイ類など漁獲量増へ 海底にカキ殻を敷き詰める水質改善実験に3年前から取り組んでいる県は、事業化にめどがたったとして、新年度から「漁場環境整備事業」をスタートさせると発表した。海底で生息するカレイ類などの漁獲量アップが見込めるといい、予算規模は約3千万円。カキ殻を使った漁場改善事業は全国初という。 県は平成24年度から、水質改善の効果が知られているカキ殻を使った実証実験を進めてきた。備前市大多府島沖(水深13メートル)約1000平方メートルにカキ殻を50センチの厚さで敷設し、硫化水素の発生量を調べたところ、夏季でも従来の5分の1まで減少。魚のエサになるゴカイが増加し、ナマコ、シロギス、イイダコなども増えていた。 県は32年度までに敷設面積を約9万8千平方メートルへ百倍にする事業化に乗り出すとし、26年度(600万円)の約5倍になる2950万円の事業費を予算要求した。 県沿岸の瀬戸内海では、水深10メートルを超えると底に有機堆積物がヘドロ状にたまって猛毒の硫化水素などが発生しているという。このため、主に海底で生息するカレイ類の県内漁獲量は、平成6年の133トンが24年には35トンにまで激減している。 一方、県内では養殖によって年間約1・5万トンのカキ殻が発生しており、広島に次いで全国2位(25年調査)。現在も大半は養鶏飼料や畑の肥料に利用されているものの、漁場整備に有効利用することを関係者は歓迎している。今回の事業化で50%が活用できるという。 県水産課は「カキ養殖業者と漁業関係者が連携し、瀬戸内海の環境改善に向かうことは望ましい。全国初の事業化であり、広島県などカキ養殖を行っている他県も関心を持っている」と話している。

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